今月頭に梅雨明けしたばかりなのに、台風や秋雨前線の影響で夏空晴天が続かず、でも蒸し暑く、雨や悪天が多いですね・・・
今夏、避暑がてら、北アルプスの針ノ木岳、蓮華岳という山と
(南アルプス北岳山頂直下より。北岳山荘と間ノ岳<日本で3番目に高い山です>)
南アルプスにある、富士山の次に高い「北岳(3193m)」にテントを背負って登ったのですが、暑くて避暑になりませんでした(苦笑)
気温は標高が100m上がると0.6℃下がり、紫外線は標高が1000m上がると10~20%多くなります。
3000mであれば海抜0mの所よりも気温が18℃低いはずなのに、ここ最近の下界気温が高すぎるのと、日差し(紫外線)が強くて、高山にいても涼しいと感じることが少ないです。
という前置きはこのくらいにして・・・
今日のネタは、お山での現象について2つ書いてみま~す♪
(北アルプス薬師岳)
コレです。
その名も『モルゲンロート』(・ω・)ノ
(北アルプス槍ヶ岳山頂より。)
晴れた日の朝に、山肌が太陽の光を受けて赤く染まる現象です。
因みに、夕暮れ時に見られる同じような現象は『アーベントロート』と言います。
(北アルプス槍ヶ岳)
登山用語例・・・『モルゲンロート』、『アーベントロート』、『ザック(リュックサック)』、『ザイル(クライミングロープ)』は、ドイツ語が多いのですよ、という余談も交えながら(笑)

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(南アルプス北岳)
モルゲンロートと、もう一つの現象を・・・
(北アルプス奥穂高岳山荘より。)
『ブロッケン現象』なり~(/・ω・)/
見る人の影の周りに、虹と似た光の輪となって現れる大気光学現象です。(wikiより。)
モルゲンロートは晴れている日の朝であれば高確率で見ることができるものの、ブロッケン現象はなかなか見ることができません。
しかし???
機内から見られることがあるのです(゚д゚)!
もし飛行機の窓際に乗られる機会があれば、ちょっと気にして見てみてくださいね。
(南アルプス北岳より。)
朝晩は少し秋を感じるようになりましたが、まだ残暑は厳しいので、熱中症にならないようお気を付けくださいね。