前回に引き続き、カンボジア滞在の3日目の出来事を紹介していきます。

3日目

この日から、現地ガイドのヴァランさん(女性)が一日中付きっきりで観光案内をして下さいました。彼女は、カンボジアの文化や観光地への造詣が深いことに加えて、日本語が堪能で日本人観光客の強い味方となってくれます。

そんなヴァランさんと午前中向かったのは、トンレサップ湖です。

トンレサップ湖は、東南アジア最大の湖で、その豊富な水と漁場で人々の生活を支えることから「カンボジアの心臓」の異名を持っています。

どれほど大きいのか、日本最大の琵琶湖と比較すると、乾季(11月~4月)で約3倍、雨季(5月~12月)ですと約10倍もの大きさになります。*面積での比較

また、クメール語で「トンレ」は川、「サップ」は淡水湖という意味だそうです。

トレンサップ湖の豆知識はこれくらいにして、この湖に観光客が訪れる理由は何か???

それは水上で生活する人々の暮らしを垣間見ることができるからです。

トンレサップ湖には、約100万人もの水上生活者がいると言われています。

 

ボートに乗って、いざ水上生活の世界へ、、

 

ボートは大型、小型を選ぶことができ、私たちは大型をチョイスしました。

個人的には、小型の方が現地人の生活を疑似体験できると思ったのですが、今回は安全策を取りました。

ボートが出港して、暫くするとあどけなさの残る少年が、船首から客室に降りてきます。

すると、船上でのマッサージが始まりました。「最高のサービスだ!」とマッサージを満喫していると、少年が隣に来てニコっと、、、少年:満面の笑み 私:?????

あーなるほど!ちゃんとお給料としてチップを渡しました。

美容院でシャンプー後にしてもらえるマッサージに似ていて、疲れが取れました。

ボートで川を下ること20分ほどで、ようやく水上生活者の集落が視界に入ってきました。

水上には、家はもちろん、学校や教会、観光客が立ち寄る商店が浮かんでいます。

私たちが立ち寄った商店には、水族館という名目の施設が隣接しており、ワニを見ることができました。お土産もワニ革が使われたモノが豊富に取り揃っていました。

出港してから、約2時間半、無事に帰港しました。少年ありがとう!!

あっという間に時間が経ち、どこか異空間にいたような感覚に陥りました。

あの時見た光景は、今でも脳裏に焼き付いています。色々考えさせられる貴重な体験でした。とてもオススメです!ぜひ一度訪れて、肌で感じて下さい。彼らの強さを

 

色々考えていたら、お腹が空きました。

ヴァランさんオススメのクメール料理レストラン「NEARY KHMER」へ。

料理はクメール料理というよりは、むしろ中華料理に近い印象。

2日目の夜に食べたクメール料理とはまるで違う。個人的には、こちらのお店の方が好みでした。

 

昼食後は、病院と市場(買い物)の視察に向かいます。

海外で怪我や病気をした時、病院行きたいけど、どこか不安という方多くいらっしゃると思います。ましてカンボジアで病院、、、、、大丈夫です!病院あります!!

お邪魔した国際病院は、新しくできたばかりなのでしょうか、建物が綺麗でした。日本語が話せるスタッフも在籍していて、大抵のこと(歯科、眼科を除く)は対応できるとのこと。但し、大きな手術が必要な場合は、タイの病院に搬送されるそうです。

小さい、町医者はどうか?こちらもお邪魔してきました。

滞在したホテルから徒歩5分ほどのところに位置し、24時間営業している病院です。風邪や熱、腹痛などの軽い病気の場合は、このような町医者を利用することも可能です。その場で薬も処方してくれます。日本語対応は不可でした。

 

続いては市場です。

市場では野菜、肉、魚などの食材から、衣類などの生活用品まで様々なものを買い揃えることができます。周辺にはカフェや飲食店、土産屋が多く軒を連ねていて、繁華街のような場所です。半日いても飽きることがないくらい、たくさんのお店がありました。

市場でモノを買う時は、値段交渉してみてるといいかもしれません。安いモノだと、1ドル位はディスカウントしてくれます。塵も積もれば山となる。

 

そろそろ夕食の時間です。

日本人は日本食がやはり好きなんですね。また日本食レストランに行きました。「箸」韓国の方がオーナーをしているお店です。

店内は、座敷、寿司屋のカウンター席、桜のオブジェと凝った仕様になっています。

味がとにかく美味しくて、思わずたくさん食べてしまいました。一番おいしかったのは、「茶そば」です。特にめんつゆが。

 

夕食後は、ナイトマーケットに立ち寄りました。

ちょうど混雑時のピークだったのか、なんと言っても人が多い。渋谷センター街のイメージです。昼間に行った市場の周りとは思えないほど雰囲気が異なります。

このナイトマーケットで、クモと蛇の姿焼きを食べました。味は全く同じ。見た目はバツですが、味は駄菓子のかば焼き。挑戦する人が少ないのか、私たちのグループはいつのまにか見物客に囲まれていました。

ドクターフィッシュが体験できるお店も目立ちました。日本で見るドクターフィッシュの20倍くらいの大きさのフィッシュが足の角質を食べてくれます。それも美味しそうに。ちなみに私の足はモテモテでした。

長い3日目が終わりました。

次回、最終日の4日目を紹介して終わりになります。

宜しくお願い致します。