皆さまこんにちは!

前回に引き続きモロッコ旅行記まだまだ続きます♪

今回は観光編です。あまり観光に時間を使えなかったのですがガイドさんに短い時間でもマラケシュを堪能できる場所に連れて行っていただいたのでご紹介します。

 

【マジョレル庭園】

世界的に有名なイヴ・サンローラン氏が買い取ったことでも有名なこの庭園は全面コバルトブルーで覆われた美しく不思議な空間でした。庭園内はそれほど広くなく開けた空間というよりは緑に囲われた秘密基地のような空間でした。とても綺麗な青色と自然の緑が絶妙にマッチしており、今はやりの「インスタ映え」する場所がいくつもありました。

マラケシュは最初に述べたように古い伝統的な街並みが残る旧市街地と、植民地時代に開拓されたヨーロッパ風の街並みが一度に楽しめる場所です。この庭園はヨーロッパ側に属し、周りの街並みもどこかヨーロッパを彷彿させるようなおしゃれな風景が広がっていました。空港から車で20分ほどの場所に位置していてアクセスも良かったです。地元の人というよりは観光客が多い場所でした。今回の旅ではガイドさんと専用車をお願いしましたが正解だったと思います。地元の人でないと分からないような道が多く標識もあまり親切ではありません。また道路に馬車やロバを引いている人がいるなど日本ではあまり見ない光景もよく目にしたのでそういった面でも地元のドライバーさんにお願いする方がよいなと感じました。タクシーは多く走っていますが聞いたところによると各タクシードライバーによって提供する値段が異なり、地元の人や言語が達者な方は二つのタクシーを並べて値段交渉などを行っていました。値段交渉になじみがなくまた言語にも自信がない場合はあまりおすすめできないなと感じました。ガイドさんは英語が堪能な地元の方にお願いしました。日本人ガイドは数少なく、また12月は気温が落ち着くので繁忙期であり直前に渡航を決めると日本人ガイドさんもしくは日本語が話せるガイドさんをお願いすることは難しくなってくるそうです。ガイドさんの手助けが一番必要だなと感じたのはジャマエルフナ広場でした。その魅力とともにフナ広場のご紹介を致します♪

 

【ジャマエルフナ広場】

ユネスコ無形文化遺産に登録されておりモロッコ文化を肌で感じることのできる場所です。夕刻から賑わってくるようで私も夕方16時頃から向かいました。観光客も多くみられましたが地元の方も多いようで狭い道にはたくさんの人がおり、また自転車やバイクなどもスピードを落とさず通過するので歩くには少しコツがいりました。入口のような開けた広場にはたくさんの屋台がならび多くの人が食事をしていました。ただ衛生上少し怪しいこともあるようで今回はチャレンジしませんでした。ガイドさんもあまりお勧めはしないと言っていたので雰囲気だけ味わいました。中はとても狭い道から広い道まであり迷路のように入り組んでおりお目当てのお店にはとても一人ではたどり着けそうにありません。また道行く店々で勧誘にあうのでやはり一人地元のかたが一緒に歩いてくれると楽だなと感じました。セクションごとに分かれているようで靴、食べ物、陶器などライバル店が軒並みお店を繋り同士で並べている光景は少し面白いなと感じました。

全て手作りの皮のバブーシュと呼ばれる靴のようなものはお土産として人気で、色も鮮やかで可愛らしいので思わず購入しました。また有名かどうかは分からないのですが箱根細工のような木で出来た箱や像などを扱うお店が個人的にとても可愛らしくてお気に入りでした。マジックボックスのような開け方がなかなか分からない箱なども置いてあり、いるだけで楽しめる場所でした。

ここで気づいたことが一点。基本的にどの商品も値段がついていません。値段を聞いても買う気を見せないと教えてくれなかったり教えてくれる前にほかの商品を紹介されたりなど。とにかく交渉次第といった印象を受けました。お店に入る前にこれくらいの値段で買おう!と意気込んでいかないと相手の値段に翻弄されて高く買ってしまいそうだなと思いました。同じくこのお店ではこれしか買わない!と心に決めてお店に入らないととにかく全て勧められてしまいます。断っても怒ったりしないので必要ない場合はちゃんと伝えた方がいいなとも感じました。わたし自身かなり戸惑って最初は何を信じていいか分からなくなりましたが何件かお店をいくごとに雰囲気がつかめたような気がしました。本当に断れなくなったり、分からなくなった場合はガイドさんに助けてもらったこともありました(笑)

このお店はフナ広場から少し離れたところだったのですがアルガンオイルが有名と聞いてガイドさんに連れて行ってもらいました。日本でいう薬局のようなところで薬も多く取り扱っているようでしたが観光客も訪れるようで英語でひとつずつ説明してくれました。デモンストレーションも行ってくれてひとつひとつの効力などを肌で感じることが出来てよい体験になりました。もちろんオイルも購入することが出来てアロマや香水なども一緒に販売していました。またモロッコではハーブティーが有名でレストランなどでは必ず出てきました。このお店でもデモンストレーションを聞いた後にお茶を勧められ頂きました。ハーブが浮いている紅茶なのですが基本的にとても甘い紅茶といった印象でお砂糖がおそらくたっぷり入っているようです。すっとするミントの香りとお砂糖の甘さなので苦手な方もいると思いますが、観光客にはだいたい砂糖ありかなしか聞いてくれるので苦手な方は砂糖なしでお願いすると通常の紅茶を用意してくれます。また余談ですが最初少し驚いたのはこの紅茶全てホットで提供されるのに必ずガラスの小さなコップに入っています。暖かいものをガラスで飲むという習慣がなかったので最初はちょっと変な感じがしました。

お買い物は以上で、買い物自体よりもその場所にいって全く違った文化を体験できたことがとてもいい思い出になりました。

またまた長くなってきたので次の記事へ続きます♪